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蕨で骨密度検査を受けるなら?DEXA検査でわかる骨の健康状態

背が縮んできた気がする、軽く転んだだけで骨折した、閉経を迎えて骨の健康が心配になったといったきっかけで、骨密度検査という言葉を目にする方は多いのではないでしょうか。中でも、DEXA(DXA)と呼ばれる検査は、骨粗鬆症の診断で基準とされる方法です。

骨粗鬆症のやっかいなところは、骨がもろくなっても、痛みなどの自覚症状がほとんど現れない点にあります。多くの場合、気づくのは背骨や足の付け根を骨折してからです。だからこそ、症状が出る前に骨の状態を数値で知っておく意味は、決して小さくありません。骨粗鬆症は、加齢とともに誰にでも起こりうる身近な病気で、特に閉経後の女性に多く見られます。国内でも多くの方が抱えているとされ、決して他人事ではありません。

蕨エリアで骨密度検査やDEXAを検討している方に向けて、検査でわかること、検査の種類と使い分け、結果の見方までを整理します。蕨セントラル整形外科でも、骨粗鬆症の検査や相談を受け付けています。

この記事の監修者

蕨セントラル整形外科 院長 宮沢知修

蕨セントラル整形外科 院長 宮沢 知修

日本整形外科学会認定 整形外科専門医/日本スポーツ協会公認 スポーツドクター/運動器リハビリテーション認定医

埼玉医科大学を卒業後、朝霞台中央総合病院、虎ノ門病院、坂戸中央病院などに勤務。2025年4月より蕨セントラル整形外科の院長を務めています。整形外科専門医として、骨や関節、筋肉、神経といった運動器の痛みやけがの診療にあたっています。

本記事は、蕨セントラル整形外科の院長である宮沢知修医師が、医学的な観点から内容を確認しています。

骨密度検査とDEXAでわかること

骨密度検査とは、骨にカルシウムなどのミネラルがどれくらい詰まっているかを測り、骨の強さの目安を数値で示す検査です。骨がもろくなる骨粗鬆症を早めに見つけ、骨折を防ぐことを目的としています。

DEXAは、二重エネルギーX線吸収測定法の略で、DXAと表記されることもあります。二種類のX線を体に当て、通り抜け方の違いから骨のミネラル量を精密に測る仕組みです。検査は寝台に横になっているだけで済み、数分から十数分ほどで終わります。痛みはなく、X線の被ばく量も胸のレントゲンより少ないと考えられており、体への負担は小さいといえるでしょう。検査の際は、金属のついた衣類やアクセサリーを外す程度で、特別な準備はほとんど要りません。着替えだけで受けられる手軽さも、続けやすさにつながります。

DEXAが基準とされる理由は、精度の高さにあります。加えて、測る場所が診断のうえで理にかなっている点も見逃せません。骨密度の測定は、背骨(腰椎)と足の付け根(大腿骨近位部)で行うのが基本です。背骨と足の付け根は、骨粗鬆症で骨折すると寝たきりにつながりやすく、まさに守りたい部位だからです。全身の中でも大切な場所を直接測れることが、DEXAの強みといえるでしょう。

一方で、DEXAの装置はすべての医療機関にそろっているわけではありません。埼玉県では、DEXAを持つ医療機関と持たない医療機関をつなぐ埼玉県DXA有効利用ネットワークという取り組みも進められており、検査を受けやすくする工夫がなされています。かかりつけ医からの紹介でDEXA検査を受けられる仕組みであり、近くにDEXAがなくても検査の道が開けています。

骨密度検査にはいくつか種類がある

骨密度を測る方法は、DEXAだけではありません。目的や状況に応じて、いくつかの方法が使い分けられています。

手軽に受けられるのが、かかとなどに超音波を当てて測る超音波法です。X線を使わないため被ばくがなく、健診や店頭などで気軽に受けられます。ただし、超音波法はあくまでふるい分けの位置づけであり、骨粗鬆症を確定診断したり、治療の効果を判定したりするには、DEXAによる測定が欠かせません。

手首の骨で測る前腕型のDEXAもあります。装置が小型で導入しやすい利点がある一方、骨折予防のうえで重要な背骨や足の付け根の状態を直接は反映しません。より正確な評価を目指すなら、腰椎と大腿骨を測る全身型のDEXAが望ましいとされています。

大切なのは、検査には向き不向きがあり、目的によって選ぶものだという視点です。まず手軽な方法で見当をつけ、必要に応じて精密な検査へ進むという流れも、理にかなっています。どの検査が自分に合うか迷うときは、整形外科で相談するのが確かです。整形外科で受ける利点は、検査で終わらない点にあります。骨密度の結果をもとに診断し、必要に応じて薬物治療や、転倒と骨折を防ぐための運動指導まで一貫して受けられるでしょう。骨を守る取り組みは、測ることがゴールではなく、結果をどう生かすかで決まります。

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検査結果の見方と検査後の流れ

DEXAで測った骨密度は、若い成人の平均値と比べて何%かという形で示されます。若年成人平均値はYAMと呼ばれ、YAMを物差しに骨の状態を評価するのが一般的です。一般に、YAMの70%を下回ると骨粗鬆症と診断され、70から80%の間は骨量が減り始めた注意すべき段階とされています。

骨密度の数値に加えて、血液や尿で骨の新陳代謝の速さを調べる骨代謝マーカーという検査を併せると、骨がどれくらいの勢いで弱っているかや、どの薬が向くかの見立てにも役立ちます。

数値が基準を下回っていても、必要以上に落ち込むことはありません。骨粗鬆症は、食事や日光浴や運動、そして薬による治療で骨密度の維持や改善が期待できる病気です。カルシウムやビタミンDを意識した食事と、骨に適度な刺激を与える運動を土台に、状態に応じて薬物治療を組み合わせていきます。

治療を始めたら、効果を確かめるために定期的な再検査が欠かせません。再検査の間隔は状態によりますが、半年から一年ごとに行われることが多いといわれます。できるだけ同じ装置で測り続けると、わずかな変化まで比べやすくなります。数値の移り変わりを追うことは、治療を続ける励みにもつながるでしょう。

どんな人が検査を受けるとよいか

では、いつ検査を受ければよいのでしょうか。骨密度は加齢とともに減っていくため、目安として一度は測っておくと安心な時期があります。

特に受けておきたいのが、閉経を迎えた女性です。女性ホルモンには骨を守る働きがあり、閉経後は女性ホルモンの減少とともに骨密度が急に下がりやすくなります。加えて、65歳以上の方、若い頃より背が縮んだ方、家族に骨粗鬆症や大腿骨を骨折した人がいる方、ステロイドの飲み薬を長く使っている方なども、早めの検査が勧められるでしょう。

とりわけ背骨では、はっきり転んだ覚えがなくても、日常の動作で少しずつつぶれる「いつのまにか骨折」が起こることがあります。背が縮む、背中が丸くなるといった変化が、骨折のサインとして現れることもあります。軽く転んだだけで手首や背骨を骨折した経験がある場合も、骨がもろくなっているおそれがあるでしょう。

一度骨折すると、次の骨折が起こりやすくなる連鎖も知られています。骨折をくり返す前に骨の状態を確かめておくことが、次の骨折を防ぐ第一歩になります。思い当たることがあれば、痛みがなくても一度検査を検討してみてください。

蕨で骨密度検査やDEXAを検討するなら

骨粗鬆症は、痛みのないまま進み、骨折して初めて気づくことの多い病気です。だからこそ、症状が出る前に骨密度検査で状態を知り、必要なら早めに手を打つことに大きな意味があります。DEXAは、判断を支える精度の高い検査といえるでしょう。

蕨セントラル整形外科は、理学療法士や作業療法士による運動器リハビリテーションを軸に、お子さんからご高齢の方まで幅広い年齢層に対応し、骨粗鬆症の検査や相談も受け付けています。蕨駅から徒歩8分、無料駐車場もそなえていますので、通いやすい環境です。

骨密度が気になる、家族に骨粗鬆症の人がいる、どの検査を受ければよいか分からないなど、気がかりなことがありましたら、お気軽にご相談ください。骨の健康を守る一歩を、一緒に考えていきます。

 

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